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5th Album
花と歌が漂う街
2015.04
.26

01.emotional - てれじ

02.薔薇姫 - ゆめどり

03.疾走 - おもち

04.私の気づく1つのキモチ - ギャル子P

05.春は嘘つきだ - かへるぴょん

06.蘇生の詩 - 黒錆

07.風と桜のグラツィオーソ - 赤蜂 乃煉

08.路地裏雨とミオソティス - Tsunagi

Artwork: なついろ(Illustration)
(敬称略)

emotional

01.emotional - てれじ

 


vacation 終わり頃 道すがら遠出して
人々を追い抜いて 加速する春の陽に
location 空高く 雲はただ微笑んで
忘れてた宿題も 風に溶け春一番

微かに騒めいてる 心の水面は桜色
他には分からない 私を見ていて
飛んで行くから…

ドキドキmotion 忘れない
ワクワクしてる 秘密のemotion
愉快な君と また期待していていいかな

ドキドキmotion 止まらない
ワクワクしてる 君とのemotion
その時君と まだいたい してみていいかな?

relation 始まって 道歩く遠くまで
月々を追い越して 巡り行く四季の日々
vacation 二回目の 春が来て思い出す
忘れずに溜めていた 風に乗せこの思い

ピンクの香る景色 湖畔の水面は淡い色
君しか見えていない 私を教えて
飛びつくよ今

ドキドキmotion 忘れない
ワクワクしてる 秘密のemotion
愛する君と また来たいしていていいかな

ドキドキmotion 止まらない
ワクワクしてる 君とのemotion
その時君は まだ見たい していているかな?

ユレルサクラ

 

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薔薇姫

02.薔薇姫 - ゆめどり


朧月 人を喰う
あやかしの群れは
怨に着る人々を
消えてゆく 灯火が
闇夜へと 木霊する

ああ、口づけ一つで
命を祓い 争いを無くしてみせる

この血の味を噛み締めてく
『闇』に生きる者 薔薇姫は
暗中模索(あんちゅうもさく)に『悪』を斬り捨てゆく

刹那 夢に溺れ狂う
僇力協心(りくりょくきょうしん)誰の為
君を守ると決めた 尽き果てるまで


忘れゆく 時の中
一人一つの 命の大切さを
眼を瞑り 研ぎ澄ます
手を伸ばし 抱き寄せる

ああ、口づけ一つで
命を奪い 君を殺してしまうだろう

この血の過去が物語る
『闇』に生きる者 薔薇姫は
枯淡虚静(こたんきょせい)に『悪』を斬り捨てゆく

刹那 夢に溺れ狂う
尊尚親愛(そんしょうしんあい) 誰の為
君を守ると決めた 尽き果てるまで



朧月 逃げ惑う
あやかしの 残党が

ああ、口づけ一つで
命を祓い 争いを無くしてみせる

この血の味を噛み締めてく
『闇』に生きる者 薔薇姫は
暗中飛躍(あんちゅうひやく)に『悪』を斬り捨てゆく

刹那 夢に溺れ狂う
愛執染着(あいしゅうぜんちゃく) 誰の為
君を守ると決めた 尽き果てるまで

 

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疾走餅

03.疾走 - 信玄餅
 


今、春の風が吹き草木が揺れてそっと僕は目を開ける

雪が溶けて流れる眩しい世界は
少し触れただけでも崩れてしまって

想像はいつまでも世界を彩る
そうやっていつの日か君を見つけた

今、春の風が吹き草木が揺れてそっと僕は目を開ける
そう、夢の中も全部光に包みそっと僕は目を閉じる

雪が溶けて流れる世界の片隅
いつもと違うような気持ちがしたんだ

騒々しい世界はいつもそうやって
壮大な夢の中君を見つけた

ほら、光が満ちた世界の中には春のにおいがして
そう、夢の中も全部光で包みそっと君は目を開ける

 

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私の気づく1つのキモチ

04.私の気づく1つのキモチ - ギャル子P

1つ数えて目が合う
2つ数えて挨拶
3つ数えてお食事
4つ数えてさよならまたね

次会うのはいつです?
それは自分が知るとこ
秒数数えても意味ない
正直な答えはすぐ出るのよ

毎日ドキドキが止まらない
このかんじ変な気がする
これからも続くのかな
いやでもほんとはちょい楽しみなのでお楽しみ
ほんとほんと
どうすればいいかわからないの
キモチキモチ
溢れてくるの
心地よさだけが私を癒してくれる

1つ数えてでこぴん
2つ数えてぽんぽん
3つ数えてハグして
4つ数えてずっとキスして

妄想で我慢できない
それは自分頑張るとこ
妄想してても意味ない
本当のキモチは私の中
好きよ

好きずきなのは自由
私は君が好きよ
きずかないと思った?
君の心臓狙い撃ち
どうしたら届くかな
何の弾丸打てば
君を貫きとおす
強いキモチが欲しい

毎日ドキドキが止まらない
このかんじ変な気がする
これからも続くのかな?
いやでもほんとはもう嫌だから気持ち伝える
好きよ好きよ
この気持ち好きでたまらなくて
好きな気持ち
溢れてくるの
胸がキュンとする私を撃ち抜く
君とずっといる
君が大好きだよ

 

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春は嘘つきだ

05.春は嘘つきだ - かへるぴょん

分厚いコート脱ごうか迷う日は 
鼻を掠める柔らかな匂い 

天気予報 雨は降らないって言ってたのに
わたくし雨  
もう嫌になりそうだよ

今日も嘘をつかれました
些細なことばかりだけど
変わりやすい天気も心も
掴めない


戻った寒さ 一人で傘をさす
仕舞いこんだコート 出す気にはならない

サヨナラの代わりの約束
 “また会えるよ”
くだらない言葉遊び 嫌になりそう

今日も嘘をつきました
君を傷つけないために
こんな季節じゃ仕方ないよね
ため息ばかり

天気予報 雨は降らないって言ってたのに
わたくし雨  
もう嫌になりそうだよ

今日も嘘をつかれました
些細なことばかりだけど
変わりやすい天気も心も
ぜんぶ

どこまでも期待させて
ひどい季節
知ってた、春は嘘つきだ

 

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蘇生の詩

06.蘇生の詩 - 黒錆

そっと目を閉じてみよう
あの日の夢の廃材たちが
リサイクルされる時を
待っているのが分かるだろう

幼い恋の痛みが 後を引くから
忘れるために 焼却炉に放り込んだ

それでも幻肢痛が 否応無く
切り捨てたものを思い出させる

いつか見た綺麗な夕刻の空のように
思い出が心を駆け巡る
傷だらけの過去を撒き散らして
ただ未来を見つめてる


何度手を払われたとしても
懲りずこの両手を伸ばし続けよう
まだ遠く眩しく届かないけど
信じてもう一度
いつか見た燃える夕刻の空のように
命の炎は輝いている
傷だらけのこの願いを
未来へと解き放とう

さあ 目を開いて

死と再生を繰り返し
あの日捨てた欠片を集めて
諦めた夢の分まで
今踏み出していこう

 

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風と桜のグラツィオーソ

07.風と桜のグラツィオーソ - 赤蜂 乃煉

風が季節の移り変わりを告げている
平凡な日々に少しアクセントね
君は今どこかなって思いを馳せてる
大きな桜の木の下

今日の占いラッキーアイテムのブーツでキメて君の目釘付けにしちゃう

桜ひらひら散ってく春の足音通り過ぎてく
四つの季節巡り巡り同じ日は二度とない
梅の香りがうっすら風に乗って運ばれてくる
梅雨が来るその前に目いっぱいお出かけしよう

三つ編みを揺らす春の風が心地いい
君を待つ間少しスピアナートね
お茶を飲みながら君を待つこの時間
楽しみの一つなのです

今日も早く来ちゃったけれどたまには君も少し早めに来てもいいんだから

桜ひらひら舞ってる君の足音近づいてくる
四つの季節移ろいでく休みなくくるくる
君と眺める空は幸せであふれているんだ
「好きだよ」って一言が照れくさくて言えないの

 


桜ひらひら散ってく春の足音通り過ぎてく
ひとつひとつ君と一緒に思い出作りたいよ
夏の香りがうっすら風に乗って運ばれてくる
君といるこの時が何よりも大切だよ
出逢えたことにありがとう

 

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路地裏雨とミオソティス

08.路地裏雨とミオソティス - Tsunagi

 


雨 降り始めた 乾いてた土の香り
描いた水彩画 解かしてゆく

ねぇ 君の唄を 思い出しては遠く
手の平零れ落ちて 沈んでゆく

足音がひとつ 留まり続ける時間
眠りから覚める それはあまりに綺麗な音色で

伝え忘れた言葉を 抱え込んだこの想いを
捨て去ってしまえたなら
二度と開かぬよう鍵をかけて

移り変わってく季節が 流れてゆく雫たちが
忘れさせてくれるだろう
きっと諦めさせてくれるだろう


鬱ぎ込んだ両手を解いてはそこに
確かな温もりを


伝え忘れた言葉を 抱え込んだこの想いを
すべて落とさないように
二度と離れぬよう結びつけて

雪を被ってた草木も 凍えてしまった心も
暖かな雨がそっと 君の声がずっと続くように


忘れないで


 

 

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