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3rd Album
Shining Hearts
2013.12
.31

Artwork: くれは(Illustration)
(敬称略)

結んで開いて

01.結んで開いて - 信玄餅

握って またひとつ
放して もうひとつ
壊した感情の
輪郭を

なぞっているけれど
描いてみるけれど
混ざった灰色に
塗りつぶされて


潰した 音の意味
汚した 言の葉に
壊した感情の
面影を

探しているけれど
見つけてみるけれど
濁った青色に
絡め取られて


結んで開いて
崩れた気持ちも
優しく包んで
一つに変わるよ
"だから"

 

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僕らの跡地

02.僕らの跡地 -Retrospect MIX- - 黒錆

Words&Music:黒錆
Special Adviser:かへるぴょん

雪の跡も残さず
芽吹き始めた 優しい太陽
争いが過ぎ去って
穏やかさが戻るこの部屋

近づいて離れてく
擦り切れた心が北風で乾く頃
「またどこかで会えるかな」
そんな無邪気な願いを
乗せて地球は回る

時はいつだってすました顔して
まだらな心を歌うのでしょう
抗い切れない涙の跡から
別れの言葉が突き刺さってゆく

ほら ここから見える
共に過ごした僕らの日々が
今 夕陽を浴びて
燦然(さんぜん)と輝く 僕らの場所


いつかこんな日が来る
そんな事はわかってたはずだけど
今日と言う日を前に
溢れこみ上げるのは何だ?

繋いだ手 離れる手
僕らはいつまで子供なら
気が済むんだろう
旅先の写真から
今も微笑んでくれる
同じ月の下で 

心抑え切れず流した涙を
笑う人なんてどこにも居ないから
収まるまで泣いて
落ち着いたらまた
笑顔で明日を
迎えられるならいい


紙筒のバトンを受け取った時
知ってしまったんだよ
もうここには戻れない


どうしてなんだろう?
溢れる思いは 誰にも伝わらず
空に溶けるだけ
忘れた笑顔と流れる景色と
隣にもう無い 重なった声を

時はいつだってすました顔して
まだらな心を歌うのでしょう
抗い切れない涙の跡から
未来へと続く一筋の光

ほら ここから見える
共に過ごした僕らの日々が
今 夕陽のなかで
あの日の姿と 僕らの跡地

 

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東京トラベレーター

03.東京トラベレーター - Loki

灰色の空を 見上げる事も無く
只下を向いて 引き籠って
隣の暴動さえ 気付かないまま
自分の世界だけを見つめて

歩いた日常は どれも素晴らしくて
完璧な模倣ばかりだ
そんな違和感さえ 気付かないのが
人らしさなのだろうか

「気をつけて 前に お進みください」なんて
責任感のない台詞吐かれてさ
添加された躍動感で
今日もまた無理矢理に駆け出すんだ

この草臥れた世界の中で 音に成れない辞を綴って
それでも君に伝えたくて 生きたくて
まだ終わってなんかいないんだ 進まないでトラベレーター
まだ跳べない



すれ違ったあの日に 思い馳せる日々は
まるで抜け殻のようで
それでも無機質に 進んでゆく道は
どうにも停まっちゃくれないんだ

「いつも ご利用 ありがとうございます」なんて
心にも無い 膳立ては聞き飽きた
焚きつけられた 焦燥感が
今日もまた僕を苦しめるんだ

このどうしようもない刻の中で 声が枯れるほど謳よ続け
どれだけの風が僕を傷付けようとも
まだ始まったばかりなんだ この降り口から先は
自分の足で

この草臥れた世界の中で 音に成れない謳を奮って
それでも君に伝えたくて 生きたくて
この先に続いてくく道は 酷く永い未知だけど

地を踏みしめて
ありのままに
歩けばいい



灰色の空に ふと思い発って

手を伸ばした

 

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Closet in the night

04.Closet in the night - かへるぴょん

怖い夢をクローゼットの中へ
瞼 重い 落ちる in the night

ふわふわと浮かんだベットの中

空を泳いだオレンジのペンギンと
てのひらで涙を食べるゾウ
一日一個まで 決められたアイスクリーム
好きなだけ食べてしまおう


朝日 アラーム 引き戻すリアル
記憶 途切れ 思い出せない顔

昇るしずくで ここでは雨は降らない
解けない難問でさえも
ここでならすぐに解いてしまうでしょう
私の思いのまま


空を泳いだオレンジのペンギンと
てのひらで涙を食べるゾウ
つまらないコト 全部消してしまおう
真夜中の私だけの世界


知らない知らない物語を 唇で辿る度
必死で覚えようとしたの
いつか壊し壊される、この不思議な景色はまた作り直せばいい


スパンコールみたいな妖精
部屋を回って
枕に吸い込まれた

 

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二次元ホイップメロンパン

05.二次元ホイップメロンパン - ギャル子P

なんだか今日は憂鬱な気分
このまま眠ろうかな
甘い物が食べたいな

お腹が空くと少し機嫌ななめ
気持ち落ち着くために
甘い物が食べたいな

小さなメロン
大きなメロン
模様は迷路
甘いのよ

二次元ホイップメロンパン
もちもちおいしい
二次元ホイップメロンパン
甘い甘い私
メロンが大好き

お菓子と共に紅茶が飲みたいね
白いソファの上で
甘いものが食べたいな

なんだか今日は幸せな気分
嬉しい気持ちたくさんで
甘い物が食べたいな

かわいいメロン
とろけるメロン
中身は甘い
外見丸!

二次元ホイップメロンパン
サクサクおいしい
二次元ホイップメロンパン
軽い軽いお菓子
メロンで昇天☆

外はカリっと
中はフワッと
口のコントラストが
広がるみたい
浸透していく
幸福感で
満たされる

メロンはおいしい

嫌な事があっても
苦しい事があっても
自分のそばにいれくれる
メロンパンがあれば
万事解決

二次元ホイップメロンパン
もちもちふんわり
二次元ホイップメロンパン
緑色の丸い
安くておいしいいい

二次元ホイップメロンパン
サクサク食べる
二次元ホイップメロンパン
くせになってくるよ
メロンが大好き

 

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夢のバス停

06.夢のバス停 - ゆめどり

一人待ってる バスはこない
__まだこない。
時代遅れの音楽をね 聞きながら
いくら待っても バスはこない
__ツイてない

何も持ってない 持たずに歩く
しあわせを求め歩くんだ
バスは もうこないだろう

自分だけの景色をみたんだ
色とりどりの世界を 僕は
いつまでも忘れないようにと
胸の奥にしまった 大切に。

一人歩いてる 真っ暗な
__トンネルを。
まるで 僕みたい
__一つ消えた 蛍光灯。
今頃 皆は 目的地に 着いたかな?

何も持ってない、持てずに、歩く。
夢を追い求め歩くんだ。
終点なんてさ いらない

自分だけの景色をみたんだ
色とりどりの世界を 僕は。
誰かにこの景色伝えたくてah~
やがて 僕は 走り出す

ah~夢を追い求め歩くんだ。
終点なんてさ いらない

自分だけの景色をみたんだ
色とりどりの世界を 僕は。
誰かにこの景色伝えたくてah~
やがて 僕は 走り出す

やがて 僕は 走り出す

 

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Good Day

07.Good Day - 赤蜂・コバルト

Words: コバルト
Music: 赤蜂
Bass: HAHTA

窓を開けてすぐに深呼吸するの
よく晴れた空に 澄んだ空気

でも私の心は曇り気味なの
嫌になっちゃうわ

あなたと話すとドキドキしてね
言いたいことも言えない
だけど 私

声が聞きたくなって受話器をとったの
ダイヤルする指震えちゃって
情けなくなってもう 泣きたくもなったりするけれどね
今日は違うの

話すことも特にないけど
最初にこう言うの
「いい日だね」


急にどうしたのってあなたは言うかもね
想像しただけで顔に出ちゃう

その後のことなんてどうにでもなれ
心が少し軽くなる

あなたの隣なんて歩けない私だけど
一緒にいて欲しい

なんてこと言えるわけないと
わかっているけれど
きっと 伝わるよね

こんな私だけど
「むしろ君がいい」って言ってくれたから
怖くはないわ

そんなあなたと話せるならば
決まっているじゃない
いい日なの!


でもやっぱりどうしても押せない
発信ボタンを睨みつけてる
もしかしたら都合が悪いかもなんて
また曇りそうになって
だけど 負けない…!


ついに押してしまった緑のボタン
呼び出し音が鳴り響いて
鼓動の高まりを抑える術なく
ただあなたの声と最初の言葉思って

声が聞きたくなってどうしようもなくて
ダイヤルしたの
今日をいい日にするの

どんな顔するかな
少しは喜んでくれるかな
想いはめぐる

なんだかんだで一番伝えたい
言えたらいいな
「大好き」

 

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繋いだ言葉

08.繋いだ言葉 - あやんちゅくん 


いつか見た過去は どこかへと崩れ去っていた

そう 僕は 歩いていた キミとすれ違うまで

思い 続けてる 気持ちなんて消えるほどに書き換わってく

別れ 出会い 寄り添い合ってたんだ ただ二人

つないだ言葉、僕の心に刻み続けているのはキミの声さ
いつまでも降り止まない雨のように響かせている


いつか見る未来は どこまでもそびえ立っていた
そう キミは 気づいていた ボクとすれ違うまで

揺らぎ 続けてる 時間なんて消えるほどに流れさってく

もがき あがき 探し続けてたんだ ただ一人

あぁ ただ 生きたなんて 残るものがあるかすら知らないけど
この時代に僕らは何を見つけ何を感じ何をするの?

紡いだ言葉、今の時代に刻み続けているのはキミと僕さ
いつまでもかき消さない音のように響かせ

つないだ言葉、僕の心に刻み続けているのはキミの声さ
いつまでも降り止まない雨のように響かせている

 

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